とりあえずは、シミュレーション訓練です。彼女たちが練習していたのはワームを倒すためのデルタフォーメーションなるもの。これは、彼女たちが装着しているナノスキンによる装備を利用したものらしいけど、詳しい説明はよくわからないので省きます。
訓練の中、シミュレーションのワームとの対戦で強い恐怖感を感じていたのが可憐さん。そりゃ、怖いでしょ。というか、軍人としての訓練をつんでいる瑛花さんはともかくとしても、音羽さんは何でそういう感情とかないのでしょう。私は、可憐さんの反応が普通だと思いますけどね。
そんな中、ワームがついに出現。そして、ソニックダイバー隊に初の出動命令が出ます。いつもと変わらない音羽さんと瑛花さん。でも、可憐さんだけは本調子ではない様子。
いよいよワームとの初対戦。今回出現したワームは、大きなウミガメみたいな格好をしてして、シミュレーションで試したものよりもかなり大きい模様。だから、少し敵を攻撃してからでないと、デルタフォーメーションは使えない。
ワームに対して、攻撃を開始するソニックダイバー隊。もちろん、ワームの方もそれに応戦してきました。巨大な種みたいなものを飛ばしてきたのですが、恐怖感で固まっていた可憐さんにそのうちの1つ命中。
何とか命は助かったようで、本当に良かったですね。でも、精神的なショックはかなり大きそう。彼女たちの専属医師である安岐夕子先生が、「怖いものは怖いのだから我慢してはダメ」とか言っていましたが、そんな簡単にいくはずはありません。だって、まだ15歳の女の子でしょ。
落ち込んでいる可憐さんを眺めながら、彼女がそのままソニックダイバーをやめないかと心配する音羽さん。それに対して、瑛花さんは「それは彼女が決めること」とけっこう厳しいお言葉。まぁ、彼女らしい発言ですかね。でも、彼女の言う通り。
そんなところへ現れたのが、整備班に食事を運ぶたくみさんでした。整備班の面々は、彼の作ったトン汁を大絶賛。それに対して、大喜びするたくみさん。
彼は、人の喜ぶ顔を見たくて料理を作っているのだと。「おいしい」と言ってもらえる瞬間が何よりもうれしい。確かにそうですね。地味な目標に見えるかもしれないけど、やっぱり誰かの役に立っているというかそういう風に感じた瞬間というものは、誰でもうれしいと感じるというか充実感みたいなものを感じるでしょ。
そんな彼の姿をみた可憐さんは、大切なことに気付いて、徹夜で敵の攻撃パターンの解析を開始。本当にたくみさんの影響力は大きいですね。
そこへまた、前回倒し損ねたワームが出現。完全に吹っ切れた感じの可憐さんは、前回と違って大活躍。必殺のデルタフォーメーションを見事にきめて、ワームの撃退にも無事成功です。
でも、そんな彼女たちの成功を喜んでいる中、冬后大佐だけはあまりうれしそうではありません。やっぱり、彼女たちを戦場に送っているという事実に納得できていないことでしょう。でも、残念ながら今は彼女たちに頼るしかないというのが事実。かわいそうだけど、どうすることもできません。とにかく、彼女たちの無事を祈りたいと思います。